塗り薬でニキビが治らないのは、野菜不足だから

にきびは、体内で行き場を失った毒素が固まったものですので、毒素が堪らないような食材を選び、毒素を排出させやすいような食材をとることが大切です。

 

消化、代謝、排泄の処理スピートに合わせて、食事をとるべきで、食べすぎたり食事のバランスが悪くなったりすると、身体に変調を及ぼします。

 

甘いものや脂っこい物を食べすぎて、ニキビができるのは、『おいおい、消化や排出が間に合わないから、ストップして』という身体からの注意信号なのかもしれません。

 

野菜は、不要なものを排泄する働きに大きく貢献している食品です。
食べすぎや食事のバランスを注意することで、ニキビを防ぐことができるのです。
野菜

 

 

便利な食品がやがてニキビに繋がる

香辛料の香りと歯触りがたまらないポテトチップス、お湯をかければ3分でできるカップヌードル、カロリーを抑えた合成甘味料、どこにでもあるジュースの自動販売機と、次々と便利な食品が登場しています。
そうした食品を完全に無視することはできず、生活に取り込んでいるはずです。

 

しかし、こうした便利な食品は、賞味期限を延ばすために保存料が入っていたり、酸化しやすい油を使っていたり、有害な添加物だらけであったりと、あげていたらキリがないほど、有害物質を含んでいます。

 

毎日、便利な食品を食べているのに、健康を保っているのは、皮膚、腸、腎臓などの働きで排出させているためです。
汗や便や尿となって、一緒に有害物質も排出しています。

 

ニキビは、身体の中の有害物質を毛穴を通して排出させる時に、毛穴を詰まらせてしまうためにできます。
身体の中に溜まる、糖質や脂質、有害物質が少なければ、毛穴が詰まることもありません。

 

ニキビや吹き出物に悩まされるのは、有害物質や不要な物質が増えた時か、排泄器官が健康でない状態にあるからです。
カップめん

 

ニキビに良い排出を促す野菜

人間の体は、化学物質など有害物質を効率よく排出させるために、野菜や魚介類、海藻類などを利用しています。

 

穀類、芋類、豆類、野菜類、果実類、海藻類、きのこ類などに含まれる食物繊維は、腸内環境を整えるだけでなく、有害物質を吸着して排出させる働きがあります。
腸内環境の悪化は、血流を悪くさせ吹出物などの原因になることは、経験上誰にでもあるはずです。

 

食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あります。
不溶性食物繊維は、腸の壁を刺激して蠕動運動を促しますが、これだけだと便は硬くなります。
水溶性食物繊維が、便の細菌の餌となり便を軟らかくして、腸内の有害物質を取り込んで排出させてくれるのです。
野菜は、水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もまんべんなくとることが大切です。

 

キレート成分と言って、有害金属を体外に排出させる野菜もあります。
ネギ、ニンニク、タマネギなど、臭いがある野菜と、かき等の魚介類や緑黄色野菜に含まれる亜鉛やセレンがそうです。
ねぎ

 

野菜を食べることで、毎日取り込んでしまった有害物質を、毎日排出させてバランスを保つことができます。

 

既にできてしまったニキビは、低刺激な石鹸を使って清潔にすることが大切です。